4/13  12:00 配信の メルマガ 

相場について重要内容を ブログでもそのまま貼り付けます。

参考になれば幸いです。




●下記より メルマガ内容そのまま貼り付け●




相場の流れについて重要な内容です。なぜ下落しているのか?
どうなれば 再び上昇へ向かうのかが 理解できると思います。


●簡単に結論を先に言います

米の早々な利下げ必要で尚且つ インフレが落ち着く必要があり、地政学的なイスラエル パレスチナ イランでのいざこざが ストップする必要
原油高が落ち着く必要 

これらが少しずつ改善されれば マーケットは再び上に向かう流れに変わるでしょう。

逆に これらが悪化している局面では株価は下がる。
(まさに今です)


と前置きした上で

解説していきます。



2024年の相場は上半期までと 昨年秋からお伝えしてきました。

相場で最も旨味があるのは株価指数が駆け上がる期間です。

日米とも 上半期の最もおいしい局面は終了したと考えます。

ここから先はレンジ相場入りと思います。

日米とも上半期の天井を叩いたという認識で良いです。

アメリカも日本も 3月天井の形です

米3指数チャートを貼り付けます。
ダウチャートは完全に下落トレンド入りの形

すでに移動平均線を次々下抜けして100日線へ達しています。





ナスダックチャートは 25日線を割れたところを行ったり来たりしながら日々 上値重く悪化中



SP500指数は50日線へ達していて 
50日線陥落は時間の問題












日本市場は 3月高値形成から 
4月に入り 上値が重くなって、41000円をもう超えれない状態ですね



週明け ギャップダウンから
いきなり50日線を割り込むでしょう。

昨夜引けの 日経先物は 38870円は50日線割れ水準



昨日の4月SQで 
前の月3月SQ値である39863円を 下回りました。 

4月SQは39820円

●前の月のSQを下回るのは 約半年ぶり
●SQ日に SQ値を現物 先物 共にタッチできない 幻のSQ発生も数か月ぶり
●チャートの形 悪化形状も 数か月ぶりの悪い形


日本市場 明らかに 41000円で天井を叩いたと言えます。


●昨年秋から 2024年上半期は 半導体が相場の主役  先導するのはNVIDIAであると

そのNVIDIAが止まったら
おそらく時間差はあっても 相場全体が止まるとお伝えしてきました。

NVIDIAは 3月に974ドル高値から 
一時14%下落ラインの830ドルあたりまで下落


一旦買い戻しで900まで戻したが チャート上は
下落の流れの中にあります。





少し予想時期よりも早い全体的な天井ですが上げのピッチも早かったので仕方ないです。


ここから先は次を読まなければなりません。


先を読むにあたって 現状のマーケットが重くなった理由を書き出します。
理由は複合的要因ですが

●政策金利動向で間違いないです●
(昨年10月の大下げ時と状況は違うが理由は似てます)





アメリカの利下げが 当初予想されたとおりに進みそうもない

長引く高い政策金利が ジワリ ジワリ 米景気を圧迫している
(できるだけ早く 少しでも利下げを行うべき)
すでに欧州では 高い政策金利によって一部のローン関連で締め付け圧迫の兆候が表れている

そんな中で インフレが再燃しつつある(原油高、コモディティ高)

マーケットが再び上昇に転じるには 上記理由が改善されるもしくは改善に向かう必要がある。


●下落する理由 要因は明らかです。 上がるにはその理由が改善しなければならない●



ここまでの話を理解しましょう。

なぜ今下落方向へ進もうとしているかの理由はこれでわかりましたね。

どうなれば 再びマーケットが上がるかも これでわかると思います。



目先 短期的な動きとして  アメリカ市場は  
10年債券利回り4.5%  

30年債券利回り4.6%



債券市場は 年内利下げが難しいことを 先取りしています。 株価下落要因

債券利回りが 10年で4%  30年で4.1%くらいまで 下がらないと 株価には厳しい

(できれば10年で4%を切る 3.9%くらいへ進むのがベスト)


債券利回りが低下するには  FRBが利下げに踏み切る必要があります。
4月13日時点で
これまでに出てきた雇用統計CPIなどからは 利下げが遠のくような数値となっています。


●アメリカの一部 アナリスト連中は
できるだけ早く 利下げが行われなければ 今の米政策金利5.5%水準は 中小企業群の首を絞めている、
このままでは高い金利によって 中小企業群の業績を圧迫し景気減速が ジワリ拡大する懸念があると。



FRBは利下げの判断をするにあたり見ている指標などは 米全体を見るものであって細部にまで目が届かない。
大まかな指標だけでは体力ある 大企業と 体力のない小企業では 差が大きく 小さいところほど今の金利高に耐えれない。

欧州ではこの兆候が各所で表れていて  欧州は6月にも利下げを開始する可能性が高い

すでに スイスは 利下げを開始している。


アメリカも早々に利下げに舵を切る必要があります。

それが見えてこない事にはマーケットは上に向かえません。


昨年9月から10月株価下落時と似たような流れであると考えます。